
コインチェックには販売所と取引所があるけど、
どう違うんだろう?
どっちがいいのかな。
こんなお悩みを解決します。
- コインチェックの販売所と取引所のちがい
- それぞれの特徴(メリットとデメリット)
- 結論:取引所を利用しよう
今回は国内仮想通貨取引所大手のコインチェック を取り上げて、販売所と取引所の違いについて簡単解説していきます。
コインチェック販売所と取引所のちがい

まずは簡単に、販売所と取引所のちがいから解説します。
販売所
販売所ではコインチェックが市場から仕入れてきた仮想通貨を購入します。
例えば普段私たちが野菜を買う場合、スーパーに行きますよね。

直接農家さんのところへ行って購入することは、まずないはずです。
スーパーが野菜を仕入れてきて、私たちはスーパーで購入します。
販売所はスーパーのように店頭に仮想通貨を並べて販売しているところでして、「コインチェック」という仮想通貨屋さんから、好きな仮想通貨を選んで買うイメージです。
取引所
取引所は、ユーザー同士で仮想通貨を売買するところです。
上記の野菜を買う話で例えると、スーパーを介さずに、直接農家さんや野菜を持っている人から購入する感じです。
または逆に自分が持っている野菜を、買いたい人に直接売ることができます。
取引所の場合コインチェックは、買いたい人と売りたい人をつなぐ場を設けるサービスを提供しています。
具体的には、下記のような「板」と呼ばれる通貨のレートと注文量を表したボードを見て売買をします。

自分が買いたい(売りたい)通貨が、
- いくらで
- どのくらいの量
出回っているのかを「板」を見て判断し、買いたい(売りたい)価格を調整していきます。
販売所のメリットとデメリット

販売所のメリットとデメリットを見ていきましょう。
販売所のメリット
- 買いたい時にすぐ買える
- 初心者でも簡単に買える
販売所のデメリット
- スプレッドが高くて割高になる
スプレッドとは、買値と売値の差額のことでして、
例えばビットコインを100万円購入してすぐに売却しようとした場合、100万円では売れません。
実際には97万円くらいにしかならないのですが、その差額の3万円がスプレッド、いわゆる手数料としてコインチェックの取り分になるのです。
販売所は取引所に比べてこのスプレッドが非常に大きいため、そもそも取引に向きません。
取引所のメリットとデメリット

つづいて取引所のメリットとデメリットを見ていきましょう。
取引所のメリット
- 時価で買える
- スプレッドが安い
- 指値注文ができる
取引所ではユーザー同士の取引になり、販売所を介さずに直接取引ができるので、スプレッドが安くなります。
取引所のデメリット
- 売りたい人がいなければ買えない(買いたい人がいなければ売れない)
- 銘柄が少ない(スマホアプリだと顕著に少ない)
- 初心者には少し難しく感じる
仮想通貨売買は取引所を利用しよう

取引所を利用しよう
販売所ではスプレッド(手数料)が非常に割高になってしまいます。
取引所で買う金額よりも、およそ3〜4%位割高になります。
冒頭の野菜の話で例えるなら、スーパーはスプレッドを設定することで利益を出しているわけですから、これは当然のことだと言えます。
仮想通貨取引は取引所を利用しましょう。
また取引所のデメリットである、
- 売りたい人がいないと買えない
- 買いたい人がいないと売れない
ということも、ビットコインやイーサリアムのようなメジャーな通貨であればまず起こり得ません。
アプリでも取引所取引はできる
「スマホアプリでは取引所での取引ができない」という情報をよく見るのですが、スマホアプリでも取引所取引ができます。
販売所で買った通貨でも、取引所で売却できる
ちなみに間違って販売所で仮想通貨を購入してしまったとしても、取引所で売却することは可能です。
