
楽天・全米株式インデックス・ファンドっていくらから買えるんだろう?
投資をはじめたほうがいいと聞いたけど、お金がたくさんいるんじゃないの?
こんなお悩みを解決します。
- 楽天VTIはいくらから買えるのか
- 楽天VTIの特徴
- 楽天VTIの魅力
- 楽天VTIの買い時・買う場所
以下、本文中では楽天・全米株式インデックス・ファンドを楽天VTIと表記します。

投資初心者のはむちーです。
今日もよろしくお願いします。

今日も楽しく学んでいこうね。
【おすすめ投資信託】楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)はいくらから買える?

楽天VTIはいくらから買えるのか?
さっそく結論ですが、楽天VTIは100円から買えます。
100円以上であれば1円単位での購入、積み立てが可能です。
また楽天証券 であれば500円以上からは楽天ポイントでも買えます。
ただし、
- 「投資が大事」
- 「投資するなら、まずは楽天VTIを買っておこう」
と聞いたからといって、どういう商品なのかわからないまま買うのは危険です。

自分がよくわかっていないものを、
「ひとに勧められるがままに買う」なんてヘンな話です。
そこで今回は楽天VTIについてまとめましたので、特徴をしっかり掴んでから購入を検討してください。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の特徴

- 楽天VTIの基本情報
商品名 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
商品分類 | 追加型/海外/株式/インデックス型 |
連動指数 | CRSP US トータル・マーケット・インデックス |
設定日 | 2017年9月29日 |
決算日 | 7月15日(土日祝日の場合は翌営業日) |
管理費用 | 年0.162%(税込)程度(交付目論見書より) |
つみたてNISA | ◯ |
楽天VTIはアメリカのバンガード社が運用するVTI(バンガード・トータル・ストックETF)というインデックスファンドに投資する投資信託です。

バンガード?インデックスファンド?
ん〜、もうすでにプチパニックです・・・。

落ち着いて、はむちー。
ひとつずつ解説していくからね。
インデックスファンド
インデックスファンドは株式指数に連動することを目指した投資商品のことです。
主な株式指数は、
- 日経平均株価(日本)
- TOPIX(日本)
- ナスダック総合(アメリカ)
- NYダウ(アメリカ)
- S&P500(アメリカ)
などが有名ですね。
インデックスファンドはこれらの指数に連動することを目指していますから、たとえば日経平均株価に連動することを目指したインデックスファンドの場合は、
- 日経平均株価が上がる→インデックスファンドも上がる
- 日経平均株価が下がる→インデックスファンドも下がる
といった構造です。
VTIはアメリカの「CRSP US トータル・マーケット・インデックス」という株式指数に連動することを目指したインデックスファンドです。
バンガード社
バンガード社は世界最大の資産運用会社であり、世界中のインデックスファンドの約4割ものシェアを誇るアメリカの会社です。
1976年に世界ではじめて個人投資家向けのインデックスファンドを設定、現在の運用資産残高は約7.1兆米ドルにものぼります。(2020年12月末時点)(楽天VTI交付目論見書より)
またその会社規模の大きさゆえ多額の資金が集まるため、手数料を安く設定して運用できています。

バンガードってすごい会社なのね・・・
VTIの株式指数のCRSP US トータル・マーケット・インデックス
VTIは「CRSP US トータル・マーケット・インデックス」という株式指数に連動するインデックスファンドです。
このちょっと聞き慣れない「CRSP US」という株式指数は一体どういったものなのでしょうか?
CRSP US トータル・マーケット・インデックスの特徴
CRSP US トータル・マーケット・インデックスの特徴は、
- 米国株式市場の大型株から小型株までを網羅
- 米国の投資可能銘柄のほぼ100%をカバー
- 銘柄数は約4,000社(ちなみにS&P500は500社)
でして、およそアメリカ株のぜんぶといえます。
VTIはこの「CRSP US トータル・マーケット・インデックス」への連動を目指していますので、
VTIというファンド1本でアメリカのすべての株を買える(少しずつ分散投資できる)というわけです。
ちなみにVTIの組入銘柄の上位をすこしだけ見てみましょう。
銘柄 | セクター | 比率 |
---|---|---|
マイクロソフト | テクノロジー | 5.2% |
アップル | テクノロジー | 4.9% |
アマゾン・ドット・コム | 一般消費財 | 3.0% |
アルファベット(グーグル)クラスA | テクノロジー | 1.8% |
テスラ | 一般消費財 | 1.8% |
アルファベット(グーグル)クラスC | テクノロジー | 1.6% |
メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック) | テクノロジー | 1.6% |
エヌビディア | テクノロジー | 1.2% |
JPモルガン・チェース | 金融 | 1.0% |
バークシャー・ハサウェイ | 金融 | 1.0% |
現在でも成長著しいアメリカを牽引する、名だたる巨大企業がならんでいます。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)はVTIに投資する投資信託
楽天VTIは「アメリカのVTIというインデックスファンド」に投資する投資信託です。
つまり、楽天VTIはVTIを代理購入して、投資信託としてわたしたちが購入できるようにされた商品です。

インデックスファンドに投資する投資信託?
どーゆーこと?
なんで直接アメリカのVTIを買わないの?

よく気がついたね、はむちー。
大事なポイントなので、
ちゃんと解説を用意してるからね。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を買う魅力

VTIより楽天VTIの方がいい?
VTI(ETF)を直接買うよりも、ワンクッション挟んだ楽天VTI(投資信託)を買うメリットは下記の通りです。
- 円で投資ができる(アメリカの本家VTIはドルでしか購入できない)
- 分配金を自動で再投資してくれるので、税金面で優位性がある
- つみたてNISAを利用できる(本家VTIはつみたてNISAを利用できない)
- つみたてが楽(自動でつみたててくれる。本家VTIは自分で手動でつみたてる必要がある)
- より少額からはじめられる(楽天VTIは100円から買える。VTIは1株の時価が必要)
投資信託とETFのちがいについては、投資信託とETFはどっちがいいの?インデックスファンドのVTIで比較でさらにくわしく解説しています。
楽天VTIは「よい投資信託8つの条件」に完全に適合している
投資信託には「よい投資信託」と「悪い投資信託」がありまして、「よい投資信託8つの条件」をクリアしたものがよい投資信託です。
よい投資信託8つの条件とは、
- インデックス・ファンド
- 米国株
- 手数料が安い
- 実績がある
- 純資産総額が増えている
- ベンチマークとのズレが少ない
- 償還日設定がない
- 毎月分配しない
の8つでして、楽天VTIは完全に適合しています。
つみたてNISAが利用できる
つみたてNISAは20年間、投資の運用益が非課税になる投資優遇制度です。
楽天VTIはつみたてNISAの適格商品です。
アメリカの本家VTIはつみたてNISAを利用できませんが、楽天VTIは利用できます。
せっかく国が用意してくれている非課税制度ですので、しっかりメリットを享受しましょう。

楽天VTIを買うメリットがちゃんとあるのね・・・
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の買い時・買う場所

楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の買い時
楽天VTIの買い時ですが、ズバリ毎月定額での積み立てがおすすめです。
これはドルコスト平均法という投資手法で、毎月定額を積み立てていくことにより、
- 価格の高いときは少ししか買わない
- 価格の安いときは多く買う
が実現できます。
これにより、
- 高いところで多く買ってしまった
- 安いところで少ししか買えなかった
こんな失敗を避けることができます。
楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の買う場所
楽天VTIを買う場所は、ズバリネット証券一択です。
銀行や証券会社の窓口へいくと、
- 手数料が高い(ぼったくり投資商品を買わされる)
- 不要な商品を次々と勧められる
といった被害に遭いますで、必ずネット証券で購入しましょう。
おすすめのネット証券は楽天証券 、もしくは SBI証券 です。
楽天経済圏を優先されたい方であれば、楽天証券を選択された方がポイント面でお得です。
SBI証券の口座開設手順は、下記記事をご覧ください。

まとめ

今回は、
- 楽天VTIは100円から買える!
- 楽天VTIの特徴
- 楽天VTIを買う魅力
- 楽天VTIの買い時・買う場所
について解説してきました。
今後も人口が増え続け、成長の見込めるアメリカに丸々投資できる楽天VTI。
まずは100円からでも買えるので、この機会に投資をはじめてみてはいかがでしょうか?