Web3とは?【簡単解説】ブロックチェーンがつくる新たなWeb世界

Web3とは
悩むひと

最近よく聞くWeb3ってなに?
ウェブサン?ウェブスリー?
一体なんなの?

こんな疑問にお答えします。

ここのところ日本国内でもよく耳にするキーワードとなったWeb3(Web3.0)。

具体的にどういうものなのか、まだまだ一般に認知されていないのが現状ですので、今回は解説記事を作成しました。

ちなみに著者はWeb3をウェブスリーと呼んでいますが、とくに正式な呼称はありません。

はむちー

こたん、今日もよろしくお願いします。

こたん

はい、よろしくお願いします。
今日も一緒に学んでいこうね。

本記事の内容
  • Web3(Web3.0)はブロックチェーンの技術を土台にした次世代のWeb世界・Web概念
  • Web1〜Web2の歴史
  • なぜいまWeb3が必要なのか

参考記事1:Why We Need Web 3.0 gavofyork.medium.com 2022年1月17日

参考記事2:The Father of Web3 Wants You to Trust Less wired.com 2022年1月17日

この記事の著者
  • 株式投資歴5年
  • 仮想通貨取引歴1年
  • ブログ開設2021年5月〜
  • プログラミング絶賛学習中(目標はブロックチェーンでアプリをつくること)
こたんです♪
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Web3とは?

Web3についてもっとも早くから発信していたのはEthereum(イーサリアム)の共同創設者であり元CTOのギャビン・ウッド氏です。

ギャビン・ウッド
ギャビン・ウッド 出典:Polkadot

Web3はこれまでのWeb、つまり現行のWeb2と一体なにがちがうのでしょうか。

Web3をかんたんに解説すると、

Web3とは、「ブロックチェーンの技術を使った新たなWebの世界、Webの概念」

のことです。

Web3はブロックチェーンの技術を土台にして、GAFAのような巨大企業(ビッグテック)に支配されることなく、より自由で民主的なWeb世界の実現を目指す大きな潮流の総称です。

ブロックチェーンは、ユーザーが互いにデータを管理・保持して(分散型)、不正にデータを改ざんできないようシステムが検証できる(検証可能性)という特性を持っており、Web3ではこの技術によってよりユーザーにとって有益なWeb世界をつくります。

はむちー

んー、わからないような、わからないような…

こたん

どうしても普段聞き慣れない言葉が多くなるんだよね。

具体例を挙げると、現行のWeb2では例えばAmazonでお買い物をするとき、IDパスワードが必要ですが、これがWeb3の世界では不要になります。

また、例えば海外にいるひとにお金を送りたいとき、銀行に行って煩雑な海外送金の手続きをする必要がありますが、Web3では手続きなしで気軽に送金できるようになります。

もちろん送金する側も、送金を受ける側も、どちらも国籍や年齢・場所を問わずです。

Web3の世界では、ユーザーは企業に個人情報を一切渡すことなく、SNSや金融などのサービスを利用できるようになり、ビジネスもできるようになります。

Webの歴史(なぜWeb3が必要とされるのか)

Webの歴史

21世紀に入って20年以上が経過し、インターネットの普及のおかげでわたしたちの生活は格段に便利になりました。

  • 知りたい情報、ニュースはいつでもすぐに検索できる
  • 海外に住む友人とオンラインでやりとりができる
  • 世界中どこにいてもWebに接続すればビジネスができる
  • Amazonで生活に必要なものはなんでも買える
  • YouTubeで無料で有益な知識を得られる

こんなに便利なのに、なぜいま次世代のWebが必要とされているのか。

その理由は現行のWeb2がいくつかの重要な課題を抱えているからです。

その課題を理解するために、まずはWeb1〜Web2と順を追ってWebの歴史を振り返っておきましょう。

Web1

1990年、イギリスの計算機科学者ティム・バーナーズ=リー博士によって世界初のWebブラウザであるWWW(WorldWideWeb)が開発され、その後1991年8月6日、世界ではじめてのWebサイトが公開されました。

これがWeb1(Web1.0)のはじまりですが、もっとも当時はWeb1という言葉はなく、その後2000年代にWeb2が構築されはじめてからWeb1と呼称されるようになります。

Web1は簡易なホームページが主流の時代で、ユーザーの行動は「情報を受信する」のみでした。

とはいえこれは当然革命的なことでして、それまで書籍などでしか個人が意見する場、媒体がなかったものが、Webによって誰でも情報を発信できるようになったのです。

ただし情報の流れはあくまで1方向であり、ユーザー同士がつながったり交流することはこのあとの時代になります。

はむちー

ん〜、ネットで他のひとと交流できないってチョット想像できないかも…

こたん

はむちーはZ世代だもんね。

Z世代…1990年代後半〜2010年代生まれの世代を指す

Web2

2000年代中盤、それまで「読むだけ」だったWeb1の次に誕生したのが現在のWeb2(Web2.0)です。

  • スマートフォンの普及
  • Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアの登場

これによりひとびとはスマートフォンから気軽に動画やテキストを投稿したり、「いいね」フォローなどによってユーザー同士がつながることができるようになりました。

つまりついに一般のユーザーが発信権、編集権を手に入れたのです。

はむちー

ぼくもいつもTwitter見てるよ。

Web2の文化醸成の土台には、言わずもがなGoogleAppleなどのGAFAが存在しており、GAFAの株価は過去10年〜20年で驚異的な伸びを見せています。

GAFA株価
株価チャート出典:TradingView

Web2が抱える課題

Web2が抱える課題

わたしたちの生活はWeb2のおかげでとても便利になりました。

もはや日常生活のなかで、「Webを使わないひと」を探すほうが難しいほどです。

ところが、そんなWeb2はいくつかの大きな課題を抱えていまして。

Web2の課題その1:中央集権

ひとつ目の課題は、GoogleやFacebook(Meta)などのGAFAをはじめとした一部の巨大企業(ビッグテック)に権力が集中しすぎていることです。

ユーザーが投稿した動画テキスト写真はあくまでGoogleやFacebook(Meta)というプラットフォーム提供者に所有権があるのです。

2021年1月、あのトランプ元大統領のTwitterアカウントが凍結されたことがニュースになりました。

トランプ氏はその後トランプ支持者が多く利用するソーシャルメディア・アプリ「Parler(パーラー)」で発信を続けましたが、その後Parler(パーラー)もGoogle、Appleが相次いで自社のアプリストアで凍結、削除しました。

はむちー

アメリカの元大統領のアカウントが凍結されるって、すごいね…

またわたしたち一般のユーザーであっても、発信内容を不適切だと判断されれば、一方的にコンテンツやアカウントを削除されてしまいます。

投稿された動画やテキストはくまなく検閲されており、現在のWeb世界は実は非常に封建的なのです。

Web2の課題その2:個人情報の悪用

2つ目の課題は個人情報の悪用です。

2016年、世界を大きく変える2つのできごとが起こりましたが、覚えていらっしゃるでしょうか?

イギリスのEU離脱(ブレグジット)決定アメリカ大統領選挙でのトランプ氏の勝利です。

そしてその後この2つの大きなできごとに、ケンブリッジ・アナリティカという会社が深く関与していたことが大きな話題となりました(ケンブリッジ・アナリティカ事件)。

ケンブリッジ・アナリティカ社はSNSを使って巧妙に世論を誘導し、市民を洗脳し、イギリスのEU離脱(ブレグジット)とトランプ大統領の当選に大きな影響を与えたのではないかと言われています。

ケンブリッジ・アナリティカ事件について詳しくは、ケンブリッジ・アナリティカの中心人物であった女性、ブリタニー・カイザー氏の著作「告発」をご覧ください。

またNetflixでは、この事件の真相に迫る映画「グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル」も公開されています。

グレートハック
出典:Netflix
はむちー

なんだかすごく怖い話だね…

こたん

こういうことが現実に起こっているんだ。

実際にわたしたちユーザーの志向や資産などの個人情報が一部の企業に集約され、利用されています。

また、個人情報の漏洩という問題もあります。

いつ・どこで・誰に、自分の個人情報を盗まれ、悪用されるかわからない怖さがあります。

Web3はWeb1への回帰(本来の理想のWebへの回帰)

理想のWeb

Web2のいくつかの大きな課題の解決のために、2010年代後半からWeb3の構築がはじまりました。

Web3はブロックチェーンの技術を土台にした新たなWeb世界であり、Web概念です。

ある特定の場所に情報・データが集まるわけではなく、分散化されているため、

  • セキュリティの向上
  • 中央集権からの脱却

が期待できます。

またWindowsやMacなどで提供されるOSを利用する必要がなくなり、ひとびとはより自由かつ主体的にWebを通して活動できるようになります。

そしてこれはそもそも、Web1で当初目指されていた本来の理想のWebの世界・概念です。

つまりWeb3はWeb1への回帰、理想のWeb世界への回帰とも言えるのです。

Web3の現在

現在すでにいくつかのサービスがWeb3で利用されています。

  • クリプト(暗号資産)
  • NFT(非代替性トークン)
  • DeFi(分散型金融)
  • DAO(分散型自律組織)

日々世界中でNFTのアイテム、デジタルアートが売買されていますし、メタバース(インターネット上の仮想空間)でも売買されています。

また普段利用しているアプリもDapps(ダップス)とよばれる分散型アプリに移行が進んでいます。

Google ChromeFacebookといった中央集権的なアプリではなく、ブロックチェーン技術を使ったダップスに取って代わることで、OSの制限もなくなり、国籍や年齢などユーザーのあらゆる制限がなくなります。

Web2からWeb3への移行
画像出典:medium

まとめ

今回はWeb3について解説しました。

僕は個人的に、Webの世界はこれからよりよくなると思っています。

国内外のニュースや情報に検閲がかからなくなり、より民主的な世界に変化していく

そしてWebがより自由で、本当の意味のグローバルになっていく

また、これまで価値がないと思われていたものの価値がどんどん上がっていくとも思います。

現にNFTによって芸術の価値が再認識されています。

はむちー

なんだかこれからが楽しみだね!

こたん

ワクワクするね!

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